Web広告の種類はどれがいい?3つの選び方
2022.11.30ECではWeb広告を使った集客施策が効果的ですが、広告の種類が多くどれを選ぶのか迷う場面も少なくありません。広告を出稿するとなると広告費も発生するため、最適な運用で費用対効果を高める必要があります。
そこで今回は、Web広告の種類の選び方について3つのポイントを解説します。広告選びに悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。
Web広告の種類の選び方3つのポイント
Web広告はインターネット上に掲載される広告の総称で、広告の特徴により数多くの種類が存在します。具体的には、
- リスティング広告
- リターゲティング広告
- ディスプレイ広告
- SNS広告
- 記事広告
- ネイティブ広告
- アフィリエイト広告
- 動画広告
- メール広告
- リワード広告
- 純広告
などが挙げられます。いずれの種類も集客や購入促進といった効果が得られますが、特徴やターゲットとの相性はそれぞれ違いがあり、自社に合った最適な種類を選ぶのが大切です。
では具体的に、Web広告の種類の選び方を3つのポイントから解説します。
1.目的に合わせて選ぶ
1つ目は広告を出稿する目的に合わせて選ぶこと。
広告を出稿する場合、「なぜ広告を出すのか?」目的をはっきりさせておく必要があります。例えば、自社の商品の認知度を高める場合と、実際に購入を促す場合では目的が大きく違ってきます。
上記の画像はWeb広告の目的別に効果が高い広告の種類をまとめたものです。認知度を高めるには、まずディスプレイ広告やSNS広告など「ユーザーの目に留まる」特徴を持った種類が効果的です。そこから商品やブランドへの理解を深めるには、記事広告やアフィリエイト広告などコンテンツ色の強い広告を利用し、ユーザーの理解度を高めてもらいます。
最後に実際に行動してもらうために、リスティング広告やリターゲティング広告といったユーザーの検索行動と連動した広告を利用します。こうしたユーザーは商品やブランドに対しての興味やモチベーションが高い傾向にあるため、「追跡型」の広告で再訪や購入を促すのが効果的です。
このように、Web広告を出稿する目的との相性を見定めれば、最適な広告の種類を選ぶことができます。
2.ターゲットに合わせて選ぶ
2つ目はターゲットに合わせて選ぶことです。
先ほどは広告を出稿する目的に注目しましたが、今度は「誰に届けるのか」というターゲット目線で選ぶ方法もおすすめです。
SNS広告を例に挙げてみましょう。SNS広告にはTwitterやInstagram、Facebookなどさまざまなツールがありますが、各ツールは利用する属性が大きく違っています。
例えば女性向けの化粧品を販売しているECサイトなら、若年層や女性ユーザーが多いInstagramとの相性が良いといえます。BtoB向けの商材なら、ビジネス利用が多いFacebookがおすすめです。
このように自社のターゲットを起点にしてWeb広告の種類を選ぶのも、選び方のポイントです。
3.広告費の予算から選ぶ
3つ目は広告費の予算に合わせて選ぶ方法です。
Web広告は種類ごとに費用の目安に違いがあります。少額の予算からスタートしたいなら、成果報酬型の広告で費用対効果を高めるのがおすすめです。具体的にはリスティング広告やSNS広告などが該当します。ある程度予算に余裕があるなら、純広告などで大々的にアプローチするのも効果的です。
その他にもWeb広告の種類によっては広告を制作する費用も検討しておきましょう。例えば動画広告は1視聴10円程度ですが、動画を制作するには相応の予算が必要です。記事広告の制作も掲載費用は低くても、コンテンツの制作費が発生します。こうした制作費用についても念頭に置いて広告の種類を選んでみましょう。
まとめ
出稿するWeb広告の種類に迷ったときは、まず「広告を出稿する目的」を明確にしましょう。目的がはっきりすれば、それに合わせた特徴の種類を選ぶことができます。
次に「ターゲットは誰か」を押さえておきます。若年層と中間層では検索するツールに違いがあります。とくに若年層は検索エンジンではなくSNSツールを検索媒体に利用する傾向があるため、広告の種類を選ぶ上では検討が必要です。
最後に「広告費の予算」も頭に入れておきましょう。成果報酬型なら費用対効果が高く、ある程度少ない予算からでも出稿できます。動画広告や記事広告のようなコンテンツタイプなら、広告の制作費用も忘れないようにしましょう。