【マーケ担当者向け】Webライティングにおすすめの文章本7選
2023.04.26「文章がうまく書けない」という悩みは、多くのビジネスパーソンが直面する課題です。とくに最近はブログやSNSなど、事業者がWeb上で文章を発信する機会が増加。マーケ担当者は日々ライティング業務に頭を悩ませています。
そこで本記事では、事業者がWebライティングに取り組むうえで参考にしたい文章本をご紹介します。筆者が実際に読了した本の中から、「これは!」という良書を厳選しました。
「マーケ担当になったけどうまく文章が書けない…」
「ECの集客や売上につながる文章力を磨きたい」
といった方は、ぜひ参考にしてください。
目次
Webライティングでは3つの要素が求められる
ECのマーケ担当者をはじめ、事業としてWebライティングに取り組むなら、次の3つの要素が求められます。
- 文章力
- SEOの知識
- 表現力(セールスライティング)
最初に、なぜこの3つの要素が必要なのかを解説していきましょう。
要素1.文章力
文章力とは、伝えたい相手に対して正しく情報を伝える力を意味します。
どんなに流暢(りゅうちょう)で情緒的な文章であっても、伝えたい相手(=ユーザー)に情報が伝わっていなければ意味がありません。それは相手にとって「わかりにくい文章」であり、「読んでもらえない文章」でもあります。
このわかりにくさを解消し、相手に読んでもらえる文章にするための力が文章力です。文章には基本となる型やルールがありますが、この基本さえ押さえれば、誰でもわかりやすい文章を執筆できます。
わかりにくさを解消し、相手に読んでもらえる文章を執筆するための文章力の基礎を、読書本から学んでみましょう。
要素2.SEOの知識
WebライティングではSEOの知識も必要です(ここではSEOを「検索エンジンで上位表示させるための知識」と定義します)。
当ブログでは過去記事において、検索順位の上位サイト1~3位までのクリック率が、全体の50%以上を占めるというデータをご紹介しました。つまり、SEOにより検索上位にヒットしなければ、ユーザーに記事を読んでもらう機会が激減する訳です。
せっかくわかりやすい文章を書いても、ユーザーの目に届かないままで終わっては、機会損失が生まれてしまいます。
Webライティングを学ぶ際は、SEOに関する基礎的な知識を身に付けることで、ユーザーに読んでもらう機会を確保しましょう。
※見出しでご紹介した過去記事はこちら↓
要素3.表現力(セールスライティング)
表現力の定義は多岐にわたりますが、ここでは「相手の感情を揺さぶり行動を促す力」と定義します。
とくにECやマーケティング領域では『セールスライティング』といった呼び方でも知られ、ユーザーの感情に訴えかけ商品購入やお問い合わせにつなげるのが目的です。
前述した文章力と表現力の線引きは曖昧です。しかし一点覚えておきたいのは、「良い文章=表現力がある」と認識してしまうと、ユーザーが置き去りになった独りよがりの文章に仕上がってしまいます。
あくまでもライティングの大前提はわかりやすい文章を書くこと。「文章力を土台として、表現力というスキルで記事を磨く」イメージで取り組んでみましょう。
Webライティングにおすすめの文章本7選
ここからは、Webライティングにおすすめの文章本を7つご紹介します。各書籍の紹介と合わせて、Webライティングで求められる3つの要素のどれを学べるのかも記載していますので参考にしてください。
1.沈黙のWebライティング(アップデート・エディション)
【学べる要素】SEOの知識、文章力、表現力
『沈黙のWebライティング』は、SEOを中心としてWebマーケティングを展開する株式会社ウェブライダーの松尾 茂起(まつお・しげおき)さんの著書。
本の分厚さについつい気後れしてしまいそうですが、ご安心を。内容は漫画を使った描写がメインで、ストーリー形式でWebライティングやSEOをわかりやすく解説。随所に文章表現の基礎やセールスライティングの知識も紹介されており、Webライティングのノウハウがこれ一冊で網羅されています。
本書はWebマーケティング全般を解説した『沈黙のWebマーケティング』の続編ですが、前作を読んでいない方でも理解できる内容となっています。
購入時は最新の情報に加筆修正をおこなった改訂版「アップデート・エディション」の購入がおすすめです。
2.新しい文章力の教室
【学べる要素】文章力、表現力
文章力や表現力といった「文章の基本」を身に付けたいなら、『新しい文章力の教室』がぴったりです。
ライターやメディア編集長として、数多くの記事を執筆してきた唐木元(からきげん)さんの著書で、文章のイロハを惜しみなく解説してくれています。文章の書き方だけでなく、事前の準備や書いてからの手直し、読んでもらいやすくなる表現方法などを章ごとに紹介しています。
実践的な内容がしっかり紹介されているので、基礎を学ぶだけでなく即戦力として活躍してくれる一冊です。
3.文章力が身につく本
【学べる要素】文章力、表現力
『文章力が身につく本』は、ジャーナリストの小笠原信之(おがさわらのぶゆき)さんが執筆した、実践的な文章本です。
これまで文章の書き方について数多く教えてきた経験をわかりやすく紹介。「主語と述語を近づける」「ひとつの文にあれこれ詰め込まない」といった文章の基本的なエッセンスを80の項目で解説しています。各項目は見開きの1ページでまとめられているので、自分が気になるテクニックから逆引きも可能。
続編となる『文章力が豊かになる本』も人気で、身につく本で文章力の基礎を学び、豊かになる本で表現力を深める、といった学び方がおすすめです。
4.10年使えるSEOの基本
【学べる要素】SEOの知識
『10年使えるSEOの基本』は、ナイル株式会社・取締役の土居健太郎(どいけんたろう)さんが執筆した本です。
本書は2015年5月と出版からやや時間が経っていますが、タイトル通りSEOの本質をわかりやすく解説した良書となっています。イラストや対話形式を用いて初心者にも理解しやすい内容に。「SEOってなに?」といった、これからSEOを学びたい人はもちろん、すでにWebマーケティングに取り組んでいる方が再度SEOの本質を整理するうえでも助けとなってくれる本です。
5.書くのがしんどい
【学べる要素】文章力、表現力
『書くのがしんどい』は、数多くのベストセラー本の編集を手掛ける編集者の竹村俊助(たけむらしゅんすけ)さんの執筆した文章本です。
各章では「書くことがなくてしんどい」「伝わらなくてしんどい」「読まれなくてしんどい」など、記事を執筆する人が躓きやすいポイントごとに原因と対策を丁寧に解説。実践的なノウハウもたっぷり詰め込まれていますので、文章に悩むあなたの強い味方となってくれます。
すべてのライターの心に伴走する良書です。
6.20歳の自分に受けさせたい文章講座
【学べる要素】文章力、表現力
文章本の大ベストセラーとして長く読まれ続けているのが、古賀史健(こがふみたけ)さんの『20歳の自分に受けさせたい文章講座』です。
本書の冒頭には「話せるのにかけない」を解消するのが目標だと述べられています。たしかに、人前ではスラスラと言葉が出てくるのに、文章を書くとなると急に手が止まってしまう…という方は少なくありません。
そこで本書は、「話し言葉」を「書き言葉」に変換するノウハウとスキルを解説。4つの章では文章表現や構成の作り方など、これまで気になっていた悩みをすっきり解決。Webライティングに取り組む人だけでなく、すべてのビジネスパーソンに読んで欲しい名著です。
7.ポチらせる文章術
【学べる要素】表現力、文章力
最後にご紹介するのは大橋一慶(おおはしかずよし)さんの著書『ポチらせる文章術』です。
セールスコピーライターとして知られる大橋さんが、Web上でポチらせる(クリックや購入、いいねさせる)ための文章術を解説。イラストや会話形式で初心者でもわかりやすく、一気読みできる程度のボリューム感に仕上がっています。
マーケターにとって記事を読んでもらう・商品を購入したもらうための「コピー」は頭を悩ませるポイントです。本書では身近な事例をもとに、基本的なセールスコピーやライティングを身に付けられる構成に仕上がっているため、ぜひ一読してもらいたい一冊です。
まとめ
今回は事業者がWebライティングに取り組むうえで参考にしたい、おすすめの文章本をご紹介しました。
Webの世界では年々大量の記事やコンテンツが発信され、「情報や広告が刺さりにくい時代」と言われています。とはいえ、そんな時代だからこそ、文章力や表現力がしっかりした「本物のコンテンツ」が求められています。
今回ご紹介した文章本は、初心者はもちろん中級者や上級者にとっても学びの多い良書を厳選しました。ぜひこの機会に、あなたの文章をアップデートさせる本を手に取ってみてください。