2020年EC支援企業のIPOまとめ
2021.01.042020年はEC支援関連企業のIPOが多く、2019年の10月IPOのBASEを加えると、5社が上場されました。
2020年12月末時点の各社の時価総額をまとめつつ、簡単な考察を記しておきたいと思います。
目次
2020年にIPOしたEC支援企業
BASE〔上場日:2019年10月25日〕
ECサイト構築サービスのBASEを主に、決済サービスや資金調達サービスを提供する企業です。
コマースOneホールディングス〔上場日:2020年6月26日〕
ECサイト構築サービスのフューチャショップを主に、サイト管理やECサイトを安心して利用できるように、TradeSafeトラストマークを提供する企業です。
インターファクトリー〔上場日:2020年8月6日〕
ECサイト構築サービスのえびすマートを提供している企業です。
プレイド〔上場日:2020年12月17日〕
WEB接客ツールのKARTEを提供している企業です。
ヤプリ〔上場日:2020年12月22日〕
クラウド型のアプリ開発プラットフォーム「Yappli(ヤプリ)」を提供している企業です。
時価総額と創業時期の比較
会社名 | 創業時期 | 時価総額 |
BASE | 2012年 | 2085億円 |
コマースOneホールディングス | 2006年 | 238億円 |
インターファクトリー | 2003年 | 109億円 |
プレイ | 2011年 | 1449億円 |
ヤプリ | 2013年 | 610億円 |
コマースONEホールティング、インターファクトリーは、業界の認識としては中堅の堅実な会社です。
一方でBASEなどは、小型のEC支援に特化しており、チャラい企業の認識ですが、成長の可能性という観点から、両社には、時価総額で10倍の差がうまれています。
短期間で急成長することが、市場の評価につながる事例に感じます。