人気アクセス解析ツールを徹底比較!おすすめツールはどれ?

EcWork編集部

Webサイト運営において、欠かせないツールの1つがアクセス解析です。とくにECサイトではユーザーの行動を分析し、施策の改善や検討を行うことでコンバーションに直接影響を与えることから、高精度な分析ツールが求められています。

今回は、人気のアクセス解析ツールを3つご紹介。各ツールの特徴や料金について解説しますので、ツール選びの参考にしてください。

アクセス解析ツールとは?

アクセス解析とは、Webサイトを訪れたユーザーの行動や属性を分析することをいいます。

具体的には、

  • どこから来たのか
  • どれくらい滞在したのか
  • どんな行動をとったのか
  • 商品を購入したのか

といった詳細なデータを収集し、分析することが可能です。

こうしたアクセス解析を無料や有料で利用できるのが、アクセス解析ツール。ツールを使って得られた情報で、自社サイトを訪れたユーザーを的確に把握することで、施策の投入や改善に役立てることができます。

ECサイトには解析ツールが必要不可欠

Webサイトを運営するならぜひ導入したいアクセス解析ツールですが、とくにECサイトでは必要不可欠な存在といえます。

ECサイトの最大の目的は、コンバージョン(商品の購入)です。そのためには、ユーザーの行動や属性を正確に分析し、きめ細かな改善を行っていかなければなりません。

例えば、サイトを訪れたユーザーが離脱するポイントが把握できれば、改善箇所が明確になり施策の反映に役立てることができるでしょう。また、流入元としてSNSが多いと分かれば、SNSのコンテンツを充実するといった対策が講じられます。

このように、ECサイトではアクセス解析ツールを導入することで、コンバージョン率を高めることが可能となります。

人気のアクセス解析ツール3選

では、実際にアクセス解析ツールを導入するなら、どのツールがおすすめなのでしょうか。

今回は、アクセス解析ツールの中でもとくに人気のある3つをピックアップ。各ツールの特徴や料金について詳しく解説します。

1.Googleアナリティクス

Googleアナリティクス

まずご紹介するのが、Googleアナリティクスです。

アクセス解析ツールと聞くと、Googleアナリティクスをすぐイメージするほど認知度が高く、アクセス解析では鉄板のサービスといえます。

ツールは2005年に提供がスタート。最大の特徴は、無料で高精度のアクセス解析を実行できることで、Googleが提供しているサービスという信頼感も人気を後押ししています。

【特徴】

Googleアナリティクスの特徴は、大きく3つ挙げられます。

  1. 無料で高精度のアクセス解析を利用できる
  2. 多彩な指標を用いたアクセス解析が行える
  3. Googleの外部ツールと連携できる

1つは、無料で高精度のアクセス解析を利用できるということ。一般的にアクセス解析ツールは、有料で提供されているものが多く、事業者にとってはコストの負担がネックとなっていました。その点、Googleアナリティクスなら、ツール内のサービスをすべて無料で利用することが可能。項目や機能も充実しており、無料とは思えないハイクオリティなツールに仕上がっています。

2つ目は、多彩な指標を用いたアクセス解析が行えるということ。Googleアナリティクスでは、ユーザー、集客、行動、コンバージョンの4種類の分析を実行することができます。「いつ・どこから・誰が・何を」といったデータをあらゆる角度から分析できるため、精度の高い解析データを入手することが可能です。

3つ目は、Googleの外部ツールと連携できるということ。Googleでは、デジタルマーケティングを加速させるさまざまなツールを提供しています。Googleアナリティクスなら、こうした各種ツールとスムーズに外部連携が可能。各ツールのデータをアナリティクス上で解析することができるため、マーケティングの効率性を高めることができます。

【料金】

  • Googleアナリティクス(無料版):無料
  • Googleアナリティクス360(有料版):月額130万~
google アナリティクス360

すでにご紹介したように、Googleアナリティクスは無料で利用することができますが、より高度なアクセス解析を行いたい企業向けに提供されているのが、有料版のGoogleアナリティクス360です。

Googleアナリティクス360は、無料版に比べてアクセス解析能力が大幅に向上。サンプルの母数を多く取ることで、より正確な解析を実現しました。また、データ解析を行える項目の上限が大きく設定されているため、大量なデータを扱う事業者でも安心です。

有料版のGoogleアナリティクス360はGoogle公式でも大企業向けのサービスとアナウンスされており、実際月額料金は130万と高額です。中小規模のサイトなら、無料版でも十分といえるでしょう。

2.Adobe Analytics(アドビアナリティクス)

Adobe Analytics

続いてご紹介するのが、Adobe Analytics(アドビアナリティクス)です。

Adobe Analyticsは、アドビ社が提供するアクセス解析ツール。アドビといえば、IllustratorやPhotoshopといったクリエイティブソフトが有名ですが、Webマーケティング向けのソフトも多く提供しています。

サイトのアクセスログの収集・解析やパフォーマンス測定など、サイトのアクセスを詳細に解析することが可能です。

【特徴】

Adobe Analyticsの特徴は次の4つです。

  1. 高度な分析機能
  2. カスタマイズ性が高い
  3. アドビのツールと連携できる
  4. データの独立性を確保できる

1つ目は、高度なアクセス分析ができるということ。Adobe Analyticsはサンプルの粒度が細かく、高精度なアクセス解析を実行できます。AIや機械学習を用いることで、異常値の検出もできるなど、質の高い分析が実現可能です。

2つ目は、カスタマイズ性が高いということ。アクセス解析ツールを導入しても、自社向けにカスタマイズできないツールも少なくありません。Adobe Analyticsは導入時に事業者に最適化した状態にカスタマイズすることが可能。インターフェースの視認性も高く、利便性の高さにもこだわられています。

3つ目は、アドビのツールと連携できるということ。Adobe Analyticsは、アドビが提供する「Adobe Marketing Cloud」の1つで、同ラインナップの各種ツールと連携することができます。

4つ目は、データの独立性を確保できるということ。Googleアナリティクスで解析したデータは、Google社が利用する可能性があります(個人情報は扱わない)。しかし、Adobe Analyticsはデータを自社で利用することは一切ありません。セキュリティ性の高い商品やサービスを利用する事業者にとっては、大きなメリットといえるでしょう。

【料金】

  • Adobe Analytics:従量課金制(お見積り)

Adobe Analyticsは有料のツールです。料金は、サーバーコール数による従量課金制を採用しています。

サーバーコール数とは、サーバーを通してデータをやり取りした回数で、PVやトラッキングごとに発生します。料金はこの回数に応じて計算され、詳細な金額はサイトの規模によって変動します。

3.Juicer(ジューサー)

juicer

最後にご紹介するアクセス解析ツールがJuicer(ジューサー)

Juicerはログリー株式会社が提供する「ユーザー分析DMP」です。サービスは無料で利用することができ、これまで30,000件以上のサイトがツールを導入。パフォーマンスの改善率も78.1%と高い水準となっています。

【特徴】

Juicerには大きく3つの特徴があります。

  1. ユーザーの「顔」が見える
  2. 無料で利用できる
  3. 豊富な機能を利用できる

1つ目は、ユーザーの「顔」が見えるということ。Juicerでは、サイト訪問者1人ひとりの属性や行動履歴を詳細に分析。ユーザーの興味・関心や欲求を掘り起こし、正確なペルソナを作り上げることができます。Webサイトでは、ユーザーが見えないことがネックですが、ツールを通してリアルなペルソナ像を把握できれば、ユーザーの「顔」を鮮明にイメージすることが可能です。

2つ目は、ツールを無料で利用できるということ。Juicerは、基本機能はすべて無料です。アクセス解析やユーザー分析に必要な機能はしっかりカバーされていることから、コストを抑えつつサイトのパフォーマンスを高めることができます。

3つ目は、豊富な機能を利用できるということ。Juicerには下記のようなさまざまな機能が用意されています。無料でこれだけの機能を利用できるツールは少なく、Juicerの大きな特徴の1つといえるでしょう。

  • ペルソナ分析
  • NPS(ネット・パフォーマンス・スコア)
  • A/Bテスト
  • BtoB分析
  • リードスコアリング
  • ポップアップバナー
  • ユーザー分析
  • アクセスログ分析
  • ダッシュボード

【料金】

  • 基本機能:無料
  • オプション機能:有料

Juicerは基本機能を無料で利用することができます。これだけでも広範囲のアクセス解析を実行できますが、有料のオプション機能を利用することでツールを拡張することも可能です。

有料オプションの料金は下記の表を参考にしてください。

オプション金額
【データ活用】月額:50万円~
【MA/CRMツール連携】月額:2万円~
【広告配信連携】IM社への広告配信・広告運用費
【検索キーワード分析】月額:29,800円
【プッシュ通知】月額:25,000円

まとめ

今回は、Webサイト向けのアクセス解析ツールについてご紹介しました。

Webサイトでは、ユーザーの行動や属性を正確に把握するアクセス解析がとても重要といえます。とくにECサイトでは施策の改善点やユーザー層を的確に掴むことで、コンバージョン率の向上に繋げることが可能です。

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