信頼の老舗EC向けASPサービス、ショップサーブの魅力とは?
2019.04.27競争の激しいEC業界の中で、20年の運用実績をほこる「ショップサーブ(Shop serve)」。ASPカートの老舗として知られ、流通総額は1兆円を超えるなど「結果に繋がる」ASPカートとして事業者から高い評価を受けています。
今回は、ショップサーブのサービス内容や利用料金、導入事例についてまとめてご紹介します。ショップサーブの強みを一緒にチェックしていきましょう。
目次
ショップサーブとは?
ショップサーブは、1999年にスタートしたEC構築向けのASPサービスです。
スタート時は「Eストアー」という名称でサービスを提供していましたが、2006年から現在の「ショップサーブ」に変更。
2019年にはサービス開始から20年に到達するなど、競争の激しいEC業界において、これだけ安定的にサービスを継続している点は特筆に値します。これまでの流通総額も1兆円を超えるなど、EC向けASPサービスの「老舗」と呼ぶに相応しいでしょう。
ショップサーブのサービス│3つの特徴
ここからは、より詳しくショップサーブのサービス内容をご紹介します。ショップサーブの強みと呼べる3つの特徴を見ていきましょう。
1.20年の運用実績によるノウハウの蓄積
ショップサーブのサービスの特徴として、膨大なノウハウの蓄積が挙げられます。
20年に及ぶ運用期間のあいだに手掛けたサービスの数は、11,590店舗(2019年10月現在)。1万を超えるサービスを手掛けた実績は、売上に繋がる膨大なサンプルを持っているということ。これは、新規での参入はもちろん、売上の改善を目指す事業者にとって大きなメリットです。
また、ショップサーブは事業者が取り扱う商材ごとに最適なプランを用意しています。ネットショップの運用は、取り扱う商材によって押さえるべきポイントに違いがありますが、個別の商材に合わせたプランを用意しているASPカートは珍しく、多彩な商材を扱ってきたショップサーブならではの特徴でしょう。
2.オールインワンのサービスを提供
ショップサーブの特徴として、オールインワンのサービスを提供している点が挙げられます。サイトの構築や集客、運営はもちろん、受注システムや決済システムまで、トータルでのサイト運用を想定した機能が用意されています。
ネットショップの運営は、取り組むべき作業が膨大になることから、複数のサービスを使い分けるとトラブルや作業効率の低下を招きかねません。その点ほぼすべてサービスをオールインワンで提供しているショップサーブなら、1つのサービスで作業を完結できるため、事業者の負担を大きく軽減してくれます。
また、ショップサーブでは4つの料金プランを用意していますが、基本機能はすべてのプランで利用可能。別途オプションを導入できるなど、拡張性が充実している点も魅力的でしょう。
3.専任担当者も用意したサポート体制
ネットショップの構築から運営まで、充実したサポート体制が整っている点も、ショップサーブの特徴です。
ショップサーブではサービス利用者向けに、電話とメールでの無料相談サービスが用意されています。専門のスタッフが運営やトラブルに関する相談に対応してくれることから、ネットショップの運営が初めての方でも安心してサービスを利用できます。
また、全国各地ではECサイトの運用ノウハウを学ぶことができる、無料のセミナーも開催。これまでの事例なども紹介しながら運用ノウハウを直接学べるとあって、事業者から高い人気を集めています。
ショップサーブの利用料金は?
次に、ショップサーブの利用料金について見ていきましょう。ショップサーブでは、事業者の希望にあわせて、4つのプランが用意されています。
プラン | パブリック | ベーシック | プライム | プレミアム |
初期費用 | 15,000円 | 15,000円 | 15,000円 | 15,000円 |
月額料金(個人) | 11,400円 | 16,500円 | 22,000円 | 46,800円 |
月額料金(法人) | - | 19,700円 | 22,000円 | 50,000円 |
商品数 | 500 | 3,000 | 3,000 | 3,000 |
ユーザー数 | 10,000 | 30,000 | 無制限 | 無制限 |
データ容量 | 1GB | 3GB | 10GB | 10GB |
1.パブリックプラン
個人や小規模のショップ運営向けに用意されているのが、「パブリックプラン」
です。月額料金は11,400円、初期費用(開通料)は15,000円に設定されています。
個人や小規模向けのプランとあって、商品数は500点、登録ユーザー数は10,000ユーザーまでとなっており、データ容量も1GBに設定されています。
基本的な機能はすべて備わっていますが、ワードプレス連携、フォーム一体型LP、定期購入・頒布会機能、HTMLメルマガの4つの機能に関してはオプションとなります。また、サブドメインへの対応がない点も覚えておきましょう。
「まずはネットショップを立ち上げてみたい」という方や、小規模での運営や単品通販に取り組む方におすすめのプランです。
2.ベーシックプラン
ショップサーブの料金プランの中でもっとも標準的なのが、「ベーシックプラン」です。こちらは中規模のショップ運営を対象としたプランで、個人向け(サイト証明書付)は月額16,500円、法人向け(企業実在認証付)は19,700 円に設定されています。初期費用は15,000円です。
商品数は3,000点まで、ユーザー数は30,000人までとパブリックプランより大幅に増えています。また、データ容量も3GBまで対応可能。機能面では、ワードプレス連携、フォーム一体型LP、定期購入・頒布会機能、HTMLメルマガの4つの機能がオプションとなっています。
オプション以外の機能は全て網羅されているので、本格的なネットショップの運営を始めるには、ぴったりな料金プランです。
3.プライムプラン
より本格的なネットショップの運用を目指す方を対象としたプランが「プライムプラン」です。利用料金は、個人向けが22,000円、法人向けが25,200 円に設定されています。初期費用は15,000円。商品数は3,000点までとベーシックプランと同じですが、ユーザー数は無制限です。
また、機能面でもワードプレス連携、フォーム一体型LPのみがオプションとなっているため、ほぼ全ての機能が搭載されています。より本格的にネットショップを構築したいという方におすすめのプランと言えるでしょう。
4.プレミアムプラン
最後に「プレミアムプラン」について見ていきましょう。
プレミアムプランは、中大規模のネットショップ運営を対象としたプランで、月額料金は個人向けは46,800円、法人向けは50,000円に設定されています。初期費用は15,000円。
他プランに比べ月額料金が割高に感じますが、その分サービス内容は充実しており、オプションなしで全ての機能を利用することができます。また、商品数は3,000点、容量も10GBまで対応可能で、ユーザー数は無制限です。
中大規模向けの本格的な事業としてネットショップを立ち上げたい場合は、機能性が充実したこちらのプランを選んでみましょう。
売上に応じて費用や手数料などが発生する
料金の部分で覚えておきたいのが、ショップサーブでは商品の売上ごとに費用や手数料が発生するということ。
例えば、決済方法でAmazon Payを利用する場合、月額3,000円の支払いが必要です。その他にも後払い決済とNP後払い決済は、料金プランごとに月額利用料が設定されています。
その他にも、決済機能によって1商品の売上ごとに手数料が発生する点も覚えておきましょう。
ショップサーブの導入事例をご紹介
では、実際にショップサーブのサービスを使った、導入事例を見ていきましょう。
【導入事例】アパレル ┃ g−stage MEN’S STORE
「g−stage MEN’S STORE」では、男性向けのレジャージャケットを販売しています。
商品は洗練された大人向けのラインナップとなっており、サイトのデザインも高級感とスタイリッシュさを意識した内容に仕上がっています。
メニューバーや検索ボックスを設けることでユーザーの利便性にも配慮。また、大きめのバナーはシンプルで無駄がなく、クリックしたくなるような仕掛けが施されていると言えるでしょう。
> g−stage MEN’S STORE の公式ページはこちら
【導入事例】食品 ┃亀田製菓
ショップサーブが手掛けた食品系のサイトとして有名なのが、「亀田製菓」です。
サイトはシンプルなデザインに仕上がっており、商品タイプやブランドごとに一覧も表示。また、ページ下部には新商品やおすすめ商品を写真付きで紹介するなど、ユーザーにとって分かりやすいページ作りが意識されています。
亀田製菓ではオプションで定期購入機能を導入。健康志向の商品をメインに定期コースも用意するなど、ショップサーブのサービスを通じで製菓会社の枠に収まらないアプローチに取り組んでいます。
【導入事例】スポーツ ┃ジェフユナイテッド千葉
Jリーグクラブの「ジェフユナイテッド市原・千葉(ジェフ千葉)」の公式オンラインショップも、ショップサーブのカートシステムを採用しています。
プロスポーツクラブのオンラインショップは商品の数が多い傾向にありますが、ジェフ千葉のサイトでは商品カテゴリーを細かく設定し、ユーザーにとって使いやすいデザインとなっています。
また、売れ筋商品はサイト中央部に大きめのバナーを使って表示するなど、購入に繋がりやすい仕掛けを施している点も特徴でしょう。
> ジェフユナイテッド市原・千葉(ジェフ千葉) の公式ページはこちら
【導入事例】家具・インテリア ┃BICASA
カリフォルニアスタイルの家具を取り扱う「BICASA」のサイトは、豊富な商品ラインナップを存分に生かしたサイトデザインが意識されています。
カテゴリを細分化するだけでなく、小さな商品画像を用いることで、実店舗の中を歩きながら商品を選ぶようなワクワク感を与えてくれます。遊び心のあるデザインは、他社サイトとの差別化やオリジナリティを発揮する上でも効果的でしょう。
まとめ
今回は、人気のASPカートの中から「ショップサーブ」のサービスについてご紹介しました。
ショップサーブはサービス開始から20年に到達した「老舗」のASPカート。10,000店舗以上を手掛けた実績とノウハウの蓄積は、多くのユーザーから信頼と高い評価を受けています。また、サイトの構築から、集客、運営などオールインワンでサービスを利用できる点も魅力の1つ。サポート体制も充実しているため、初めてネットショップを運営する方でも安心してサービスを利用できます。
料金は4つのプランが用意されているので、事業の規模にあわせて最適なプランを選んでみましょう。