Shopifyに導入するおすすめのコンビニ決済とは？

EcWork編集部 2021.12.06

#Shopify

コンビニ決済とは、ECサイトで購入した商品の支払いを、最寄りのコンビニエンスストアで行うことができる決済方法です。

ユーザーからのニーズも高い決済方法の一つとして知られており、Shopifyでサイトを運営する事業者としては、売上や利便性向上に繋げるためぜひとも導入しておきたいサービスといえます。

そこで今回は、Shopifyに導入するおすすめのコンビニ決済についてご紹介します。

コンビニ決済とは？

コンビニ決済とは、ECサイトで商品を購入した際の支払いを、コンビニエンスストア（コンビニ）から行うことができる決済方法のことをいいます。

サービスに対応しているコンビニであれば、全国のどの店舗からでも支払いを行うことが可能。クレジットカードを利用せず現金での支払いを選択したいユーザーや、店舗での商品受け取りと合わせて一緒に支払いを済ませてしまいたい、といったユーザーからニーズを集めています。

ECの決済方法ではクレジット決済が一般的ですが、令和元年に発表された総務省の「通信利用動向調査報告書（世帯編）」では、コンビニ決済が38.4%で2位にランクインしています（クレジット決済は75.7％）

このデータからも、ECでの決済の中でもユーザーからの需要が高い決済方法と呼べるでしょう。

では、EC事業者がコンビニ決済を導入するメリットについて見ていきましょう。

【ニーズの高い決済方法を導入できる】

まず、ユーザーにとってニーズの高い決済方法を導入できることで、利便性の向上やコンバージョンに繋がりやすいといったメリットを得られます。

任意の支払い方法の有無は、コンバージョンの成否に直結しやすく、かご落ち対策を考える上で重要なポイントです。とくに、クレジット決済を利用したくない・できないといったユーザーの受け皿となりやすいコンビニ決済は、サイトの購入や売上を高める上で効果的な施策となるでしょう。

【前払いと後払いの選択肢を提示できる】

コンビニ決済には、サービスによって前払いや後払いを選択することができます。例えば、前払いであればECの課題でもある未払いリスクを軽減することが可能です。一方後払い決済は、いますぐに商品を購入したいといったユーザーのニーズを満たすことができ、コンバージョン率の向上に繋げることができます。

このように、支払い方法に選択肢を提供できるのもコンビニ決済のメリットです。

では、Shopifyでコンビニ決済を導入するには、どのようなサービスがあるのでしょうか。

【対応コンビニ】

オンライン決済サービスのKOMOJUは、コンビニ決済に対応したオンライン決済プラットフォームです。コンビニ決済以外にも、クレジット決済やキャリア決済などに対応可能。初期費用・月額固定費は無料で、手数料のみの支払いとなります。

【対応コンビニ】

Paidyは株式会社Paidyが提供する後払い決済サービスです。Shopifyの後払い決済としては数少ない正式連携サービスであるため、決済に関する管理や設定がShopifyに標準採用されています。

また、Paidyの特徴として支払い方法にコンビニ決済が含まれている点もメリットの一つ。Shopifyでコンビニ決済を導入するとなると、KOMOJUとPaidyが一般的で、後払い決済も同時に導入できる利点からPaidyを選ぶといった事業者も少なくありません。

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【対応コンビニ】

GMOイプシロンは、国内の大手決済代行サービス・GMOペイメントゲートウェイの100％子会社にあたります。クレジット決済や代引き決済に加え、コンビニ決済も導入可能です。

一点注意したいのが、GMOイプシロンではセブンイレブンでの決済が法人のみに限定されているということ。個人ではセブンイレブンでのコンビニ決済が導入できないため、あらかじめ確認しておきましょう。

【対応コンビニ】

SBペイメントも、ECでのオンライン決済を幅広く扱う決済代行サービスです。クレジット決済・コンビニ決済・QRコード決済・キャリア決済の他、PayPayでの決済に対応している点もサービスの強みの一つです。

今回は、Shopifyに導入できるコンビニ決済についてご紹介しましたが、おすすめとなるのはPaidyとKOMOJUの2種類です。

まず、Paidyはコンビニ決済に加えサービスの強みでもある後払い決済を同時に導入できる点が強みといえます。KOMOJUもShopifyのコンビニ決済としては定番のサービスで、自社でコンビニ決済を導入する際はこの2社をメインに検討してみましょう。