Shopifyでの国内シェアNo.1、後払い決済Paidy（ペイディ）とは？

EcWork編集部 2021.12.04

#Shopify

Paidy（ペイディ）はオンラインショッピングで利用することができる後払い決済サービスです。商品を購入し手元に届いてから支払いを済ませることができるため、クレジットカードを保有していないユーザーや若年層を中心に利用者が急増しています。

またPaidyはEC構築プラットフォームのShopify（ショッピファイ）と正式連携されている後払い決済です。Shopifyの管理画面から手軽にサービスを導入することができ、利便性が優れている点もメリットの一つです。

今回は、ShopifyでNo.1のシェアをほこる後払い決済Paidyの特徴について解説します。

PaidyとはShopifyと正式連携している後払い決済サービス

Paidy（ペイディ）は株式会社Paidyが運営する、オンラインショッピング向けの後払い決済サービスです。

後払い決済サービスとは、オンラインショッピングで商品を購入する際、商品が手元に届いてから支払いを済ませる決済手段のことをいいます。BNPL（Buy Now Pay Later）とも呼ばれており、「いま買って、後で払う」という仕組みが大きな特徴です。

Paidyは国内でも有数の後払い決済サービスとして知られており、メールアドレスと携帯電話番号さえあれば、わずか4ステップで登録を完了することが可能。クレジットカードのような複雑な与信判断や入力作業は必要なく、誰でも簡単にサービスを利用できる優れたUXで人気を集めています。

Paidy（ペイディ）とは？優れた顧客体験を実現する後払い決済サービスをご紹介

また、2020年6月にはEC構築プラットフォームのShopifyと正式連携したことを発表。これにより設定画面にPaidyがデフォルトで表示されるようになり、Shopifyユーザーは面倒なシステム開発をスキップして、簡単にPaidyのサービスを導入することが可能となりました。

Shopifyでの利便性の高さも後押しとなって、Shopifyの後払い決済サービスでは国内No.1のシェアをほこっています。

ここからは、EC事業者がPaidyを導入するメリットについて見ていきましょう。

1つ目は、集客や売上アップに繋がるということ。

ECを利用するユーザーにとって、複数の決済手段が用意されていることは利便性や満足度の向上に直結します。例えば、クレジットカードを持たないユーザーからすれば後払い決済のPaidyが用意されているサイトは、使い勝手が良いといえるでしょう。

これはサイトへの集客や、かご落ち防止による売上アップの面で大きなメリットです。

2つ目は、リピートユーザーの獲得に繋がりやすいということ。

ユーザーから見て、自分が使いやすい決済手段が用意されているサイトは再度訪れたくなるものです。これは、リピートユーザーの獲得に効果を発揮します。

また、ストレスのないスムーズな購入はユーザーの購入満足度を高めることに繋がり、サイトやブランドのファン化→リピート購入という流れを生み出しやすいといえるでしょう。

Paidyでは未払金に対して「売上金100％保証」のサービスを提供しています。

ECでは未払いや滞納に対しての対応が大きな労力となりますが、売上金はPaidy側が負担するため、100％保証されています。面倒な督促といった作業もスキップすることができ、安定してキャッシュが手元に残りつつ、作業負担を軽減することが可能です。

4つ目は、コストの削減と作業効率の軽減が可能だということ。

Paidyは初期費用、月額費用が0円。発生する手数料は売上手数料のみとなっています。また、サービスはスマホ上で完結し紙の請求書の発行も必要ないため、無駄なコストを徹底的に削減することができます。作業の負担を軽減し、業務効率を高める意味でも大きなメリットと呼べるでしょう。

5つ目のメリットが、3回までの分割手数料無料で購入単価のUPが期待できるということ。

Paidyには3回までの分割手数料無料というサービスが用意されています。これは手元の現金に余裕がなく、高額商品の購入を敬遠するユーザーにとっては魅力的なサービスで、分割払いを選択することで欲しい商品が購入しやすくなります。

事業者目線でいえば、購入単価のUPが期待でき、売上の向上に繋がるでしょう。

今回は、後払い決済サービスとして人気を集めるPaidyのサービスについてご紹介しました。

Paidyは後払い決済サービスとしてはShopifyと正式連携をしており、Shopifyユーザーは面倒なシステム開発をスキップして、簡単にサービスを導入することができます。

BNPL（Buy Now Pay Later）とも呼ばれる後払い決済は、世界的にニーズが高まっています。大手サービスもこぞって後払い決済サービスとの提携や買収に乗り出すなど、「後払い決済ブーム」とも呼べる状況です。

ユーザーにとっても利便性が高く、今後はECにおける決済方法としてより存在感を高めることが予想されるでしょう。