ロジザードZEROとは?業界シェアNo.1のクラウド型WMSサービスの全容をご紹介

EcWork編集部

ロジザードZEROとは?業界シェアNo.1のクラウド型WMSサービスの全容をご紹介

EcWork編集部

物流倉庫の在庫管理や検品を一手に担うことができるWMS(倉庫管理システム)。

このWMSの中で業界No.1の実績をほこるのが「ロジザードZERO」です。クラウド型でパッケージ化されたシステムを提供しており、ECの物流倉庫の管理を効率化し、作業負担を軽減してくれます。

今回は、ロジザードZEROのサービス概要や特徴、主な機能についてご紹介。サービスの内容をまるごとチェックしていきましょう。

ロジザードZEROとは?

ロジザードZERO

ロジザードZEROは、株式会社ロジザードが運営するクラウド型のWMSサービスです。

WMSとはWarehouse Management Systemの略で、日本語では倉庫在庫システムと呼ばれます。

ECサイトでは大量の商品を倉庫内で管理する必要がありますが、在庫管理をすべてスタッフが担うとなると膨大なタスクが発生します。WMSは、こうした在庫管理や検品業務をシステム化。在庫状況の把握や、バーコードを使ったピッキングを導入することで、作業負担を軽減し効率性を高めることができます。

3つのゼロ ロジザードZERO

ロジザードZEROはクラウド型のWMSシステムを提供。2001年のサービススタートから1,200箇所を超える現場で導入されており、豊富な運営ノウハウを持っています。「誤出荷ゼロ」「売り逃し・在庫切れゼロ」「属人管理ゼロ」の3つのゼロを実現できるシステムとして、EC事業者からの評価が高いサービスです。

ロジザードZEROの公式サイトはこちら

ロジザードZEROの特徴は?

ロジザードZEROには、大きく3つの特徴があります。

ロジザードZERO サポート体制

1つ目は、365日のサポート体制。

在庫管理システムに精通した専門のスタッフが、365日待機。事業者へのサポートはもちろん、システムの保守管理を行っているため、突発的なトラブルにも即対応可能です。EC事業者といえども、専門的なIT機器やシステムに関するノウハウに不安があるという方も少なくありません。ロジザードZEROならこうした事業者の不安を解消し、安心してサービスを利用することができます。

ロジザードZERO 20年 ノウハウ

2つ目は、20年のノウハウの蓄積です。

サービス開始から、20年の実績をほこるロジザードZERO。1,200を超える導入実績があるとご紹介しましたが、これは業界No.1のシェアです。これだけの導入実績があるということは、ノウハウの蓄積も莫大な量になっているということ。あらゆるECの物流管理を熟知し、臨機応変な対応を実現できます。現場の声を元にアップデートを重ねたシステムは利便性も高く、事業者の信頼も絶大といえるでしょう。

ロジザードZERO 導入実績

3つ目は、ノンカスタマイズでスピード導入できるということ

ロジザードZEROでは、最短1ヵ月でサービスをスピード導入することができます。クラウド型サービスならではの特徴ですが、ノンカスタマイズでもすぐ現場で利用できるシステムが構築されている点もポイント。実際、サービス利用者の7割がノンカスタマイズでシステムを利用しており、現場で即戦力となる体制が整っています。もちろん、ニーズに応じたカスタマイズにも対応可能。こちらもクラウド型ならではの柔軟な変更が可能で、外部連携機能も充実しています。

越境ECにも対応可能

ロジザードZEROでは、近年爆発的にニーズが高まっている越境ECでも利用することができます。

システムは英語・中国語・タイ語・ベトナム語に対応しており、主に中国とASEAN地域(タイ・ベトナム・フィリピンなど)の物流拠点としてサービスを利用することができます。

中国向けには、ロジザードZEROの中国版システム「e-倉管」を提供。中国現地法人を通じたサービスの提供を行っています。また、ASEAN地域では現地代理店を通じて日系企業をサポート。ロジザードZEROのシステムを現地で利用して、物流業務の効率化を実現します。

ロジザードZEROの主な機能一覧

ロジザードZERO 機能

さて、ロジザードZEROでは具体的に、どのような機能を利用することができるのでしょうか。サービスでは、主に次の6つの業務向けの機能が用意されています。

  1. 入荷
  2. 出荷
  3. 在庫
  4. マスタ管理
  5. 設定
  6. その他の機能

【入荷】

入荷機能では、自社倉庫に仕入れた商品の入荷データの管理や受付、検品などを実行することができます。

入荷管理入荷予定入荷受付入荷検品
入荷状況照会値札発行用CSVデータ出力

【出荷】

出荷機能では、注文を受けた商品の出荷に関する機能が利用可能です。商品データの管理や、出荷指示はもちろん、出荷状況照会を行うことでリアルタイムで業務を把握することが可能です。

出荷管理出荷予定出荷指示引当処理
出荷検品出荷状況照会送り状発行用CSVデータ出力

【在庫】

在庫機能では、倉庫にストックしている在庫商品を正確に管理することができます。在庫数の確認や保管場所(ロケーション)の管理。有効期限などをシステムで一元的に把握し、無駄のない在庫管理を実現できます。

在庫照会ロケーション管理ロット管理
有効期限管理品質区分管理セット品管理

【マスタ管理】

マスタ(マスターデータ)管理とは、物流に関する各種データを一元的に管理できる機能です。商品別や取引先別、出荷先別などで細かくデータを管理可能。もちろん、システムのアクセスすればいつでも・どこでもデータを確認できるため、作業効率やデータ管理業務を向上が期待できます。

商品マスタ取引先マスタ出荷先マスタ
ロケーションマスタ品質区分マスタ返品理由マスタ

【設定】

担当者ごとの権限管理や、配送業者、言語切替といったシステムの設定を行うことができます。自社の体制に応じて設定をカスタマイズすることで、セキュリティ体制の強化やシステムの利便性アップを実現できます。

ユーザー設定権限ロール設定帳票設定
配送業者設定言語切替

【その他の機能】

上記の基本機能以外にも、ロジザードZEROにはEC物流を業務を効率化し、事業者をサポートする各種機能が用意されています。単品リピート通販に特化した機能の提供や、セット品管理機能。越境EC向けの英語・中国語・タイ語・ベトナム語対応など、幅広いニーズに対応することが可能です。

単品リピート通販 有効期限管理入荷日管理・先入先出
ロット/シリアル管理セット品管理梱包形態管理(オプション)
複数倉庫/複数荷主管理CSV連携対応英語・中国語・タイ語・ベトナム語対応

外部システムとの連携一覧

ロジザードZEROでは、EC向けの各種外部システムの連携を行うことができます。先ほどサービスをスピード導入できるとご紹介しましたが、豊富な外部連携機能が構築されている点も、スピード導入を実現できる一因です。

では、具体的にどのようなサービスと連携可能なのか見ていきましょう。

1.カートシステム

カートシステム連携

カートシステムとは、ECサイト構築向けのサービスのこと。ロジザードZEROでは、大手EC構築サービスを始めとした9種類のサービスと連携が可能です。

futureshopMakeShopecbeing
w2ソリューションEC-ORANGESI Web Shopping
たまごリピートBカートLaunchCart

2.受注管理システム

受注管理システム連携

ECサイトでは、受注業務を一元化・自動化する受注管理システムを導入しているケースも少なくありません。WMSの在庫管理を行うには連携が欠かせないシステムですが、ロジザードZEROでは下記の13種類のサービスと連携を構築しています。

ネクストエンジンクロスモールRobot-in
アシスト店長助ネコTEMPOSTAR
通販する蔵特攻店長速販C2
タテンポガイドマイティ通信販売店舗アップ
受注でポン

3.後払いサービス

後払いサービス連携

ECサイトでは近年、ユーザーニーズに対応するための後払いサービスの導入が注目されています。ロジザードZEROでも、主要な後払いサービスとの連携が可能です。

後払い.comNP後払い
クロネコ代金後払いサービスGMO後払い

4.API/自動連携

API 自動連携

株式会社ロジザードでは、ロジザードZERO以外にもEC向けのマーケティングサービスを提供しています。こうした各種サービスとの連携はもちろん、ロジザードZEROだからこそ連携可能な各種サービスが豊富に揃っている点も、同サービスのメリットです。

ロジザードZERO-STOREロジザードOCEOne’s Closet
シッピーノGeek+ デクワス.POD

まとめ

今回は、クラウド型のWMS(物流倉庫システム)サービス、「ロジザードZERO」についてご紹介しまさいた。

ロジザードZEROは、業界No.1の1,200を超える導入実績をほこります。20年におよぶ運営ノウハウの蓄積から、事業者にとって利便性の高いサービスを提供。EC物流に関する作業負担を軽減し、効率化を図ることができるでしょう。