費用対効果抜群!人気レコメンドエンジンのアイジェント・レコメンダーとは?
2020.03.27年々競争が激しさを増しているEC業界において、新規ユーザーやリピーターの獲得に向けて導入されているのが、レコメンドエンジンです。
アイジェント・レコメンダーは数あるレコメンドエンジンサービスの中でも珍しい、成果報酬制のサービスを採用。高精度のレコメンド機能はもちろん、費用対効果の高さも注目を集めています。
今回はアイジェント・レコメンダーのサービス概要や特徴、料金形態について詳しく解説します。
目次
レコメンドエンジンとは?
レコメンドエンジンとは、ユーザーの行動履歴や購入履歴を元に、ユーザーに最適なおすすめ商品を表示してくれる機能のことを言います。
ECサイトなどでは「あなたにおすすめの商品」といった形式でおすすめ情報が表示されますが、これはレコメンドエンジンの機能を利用したもの。システムがユーザーの履歴データから興味・関心を分析し、最適な商品を提示することでコンバージョン率のアップやユーザビリティの向上を後押ししてくれます。
なぜECでレコメンドエンジンが注目されるのか?
では、なぜ近年EC業界ではレコメンドエンジンが注目を集めているのでしょうか。レコメンドエンジンを採用するメリットは、大きく2つあります。
1つは、コンバージョン率を高めるということ。
ECサイトの最大の目的は、商品を購入してもらう=コンバージョンにあります。しかし年々ECサイト間の競争が過熱化する状況にあって、新規ユーザーを購入まで導くのは至難の業です。そこで各社ともサイトのユーザビリティを向上させ、よりストレスのない購入体験を提供することに力を入れるようになりました。
レコメンドエンジンは、ユーザーの行動データを元におすすめ商品が表示されるため、商品を検索する手間が省け、ストレスのない購入を実現できます。結果として、コンバージョン率の向上に繋がるという訳です。
もう1つは、ユーザーのファン化を促すということ。
新規ユーザーの獲得はECにおいて重要なポイントであることはもちろんですが、リピートユーザーの獲得はLTVに向上という視点からも見ても重要な項目といえます。
レコメンドエンジンを用いたスムーズな購入体験は、ユーザーのロイヤリティを向上させファン化を促します。そこから、リピート購入や顧客単価の向上に繋げることができるのも、レコメンドエンジンのメリットです。
これからのECはパーソナライズ化が鍵となる
コンバージョン率の向上とユーザーのファン化と合わせて、パーソナライズ化もレコメンドエンジンが人気を集める理由の1つと言えるでしょう。
価格競争や商品ラインナップの豊富さに頼ったサイト運営は、大手ECモールなどと競合するため、最高を収めるには高いハードルが待ち構えています。
そこで中小規模や新規参入を目指すサイトでは「いかに個別のユーザーの興味・関心を満たせるのか」というポイントに注力することが大切です。いわゆるパーソナライズ化ですが、レコメンドエンジンは個人ユーザーの行動履歴を蓄積してレコメンド情報を提示するため、パーソナライズ化を目指すにはうってつけの機能と言えます。
他サイトとの差別化を図り、いち早くユーザーを獲得しファン化を目指すなら、おのずとレコメンドエンジンの導入を目指す必要があるでしょう。
アイジェント・レコメンダーとは?
レコメンドエンジンの中でも注目を集めるサービスの1つが、アイジェント・レコメンダーです。
アイジェント・レコメンダーとは、シルバーエッグ・テクノロジー株式会社が提供するレコメンドエンジンサービスのこと。サービスの前身となるアイジェントASPサービスは2003年にリリースされ、国内初の成果報酬型のサービスとして早くから注目を集めていました。
2013年に現在のアイジェント・レコメンダーに名称を変更してからも高い人気を維持しており、機械学習を用いたリアルタイムのレコメンド機能は業界からの高く評価されています。
Webサイトはもちろん、アプリや実店舗といった利用シーンの多様さも、同サービスが人気を集める理由でしょう。
では、サービスの特徴を詳しくご紹介していきます。
特徴1.高精度のレコメンド情報をリアルタイムで表示
1つ目の特徴は、高精度のレコメンド情報をリアルタイムで表示できるということ。
アイジェント・レコメンダーは、複数の機械学習を組み合わせることでユーザーの行動をリアルタイムで反映したレコメンド情報を表示することができます。
ユーザーごとに過去の閲覧経路を分析し、パーソナライズ化したレコメンド情報を提供することで、コンバージョンやロイヤリティ向上を強く後押ししてくれます。
いまこの瞬間にユーザーがどのような商品をチェックし、購入を検討しているのかをいち早く分析。リアルタイムでレコメンドを更新していくことで、商機を逃さないマーケティングが可能となります。
特徴2.レコメンド成果を向上させるサポート体制
2つ目は、レコメンドの成果を向上させるためのサポート体制が充実しているということ。
アイジェント・レコメンダーには高いノウハウを身に付けたコンサルタントやサポートチームが用意されています。
- 導入サポート
- レコメンド設定や開通テスト
- レシピ設定のためのABテスト
- キャンペーンや施策のサポート
- レコメンド効果数値のポータル画面でのモニタリング
- 管理画面のご提供
上記はサービスに含まれる基本サポートの内容ですが、EC事業者がサービスを導入する際の設定から、導入後の改善まで、その時々の状況にあわせて最適なアドバイスを提案することで、レコメンドの成果を最大限に引き上げることができます。
分析内容をマンスリーレポートとして可視化してくれるので、自社のPDCAサイクルを加速させ円滑なサイト運営を実現できるでしょう。
特徴3.費用対効果の高い成果報酬制を採用
3つ目の特徴は、費用対効果の面で優れている成果報酬制のサービスだということ。
レコメンドエンジンサービスでは月額料金制のプランが一般的ですが、アイジェント・レコメンダーは成果報酬制のプランを採用しています。成果報酬なら、その月のサイトアクセスの増減に対応して料金が変更されるため、費用の無駄が少なく費用対効果を高めることが可能です。
これは運営費を抑えたいEC事業者にとっては非常に魅力的なポイントで、レコメンドエンジンサービスとしては国内初の成果報酬制としてサービスをリリースしている点からも、アイジェント・レコメンダーの大きな特徴の1つと言えるでしょう。
アイジェント・レコメンダーの料金形態とオプション内容
では、アイジェント・レコメンダーの詳しい料金形態と、オプションの内容について見ていきましょう。
料金形態はリスクの少ない成果報酬型
アイジェント・レコメンダーの料金形態は、初期費用と成果報酬の組み合わせとなっています。
まず初期費用は150,000円に設定されています。成果報酬はレコメンド売上の5%となっており、毎月の成果ごとに料金が反映される仕組みです。
オプションメニューの内容
アイジェント・レコメンダーには、基本メニューとは別に下記のオプションメニューが用意されています。自社サイトの傾向やニーズに合わせて、オプションメニューを活用してみましょう。
【ランキング表示】
日/週/月次のデータを元に、おすすめ商品をランキング形式で表示することができる
【閲覧履歴表示】
ユーザーが閲覧した商品履歴をサイト上に表示できる
【カテゴリ閲覧相関】
ユーザーの閲覧情報とカテゴリの相関性から商品がレコメンドが表示される
【キーワード閲覧相関】
ユーザーの検索キーワードと閲覧情報の相関性から商品がレコメンド表示される
【トピックレコメンダー】
機械学習を用いて、テキスト情報からレコメンド情報を生成する
【ダイナミックLP】
自社の広告用LP(ランディングページ)でのみ、アイジェント・レコメンダーを利用することができる
【サジェスト連携】
サイト内でのフリーワード検索時に、サジェストを起点としたレコメンドを表示できる
【接客ツール連携】
接客ツールと連携してレコメンドを表示できる。ポップアップ型のレコメンド表示で、ユーザーへの訴求力を高める
まとめ
今回は、成果報酬制の料金形態を採用することで、費用対効果の高いサービスを提供しているレコメンドエンジン「アイジェント・レコメンダー」のサービス内容をご紹介しました。
アイジェント・レコメンダーでは、機械学習を用いた高精度のレコメンド機能をリアルタイムで利用することが可能。また、サポート体制がしっかり整っているので、サービスの導入から運用までレコメンドエンジンの効果を最大限引き出すことができるでしょう。
成果報酬制の料金形態は、費用の無駄が少なく済むことから、事業者にとってはメリットの多いサービスの1つです。
ECに関する情報を集めるなら、EC Workがおすすめです。ECの構築から運営に関する各種情報を幅広く届けしています。EC事業者の方にとって役立つ情報が揃っているので、ぜひ参考にしてください。