EC向け一元管理システム、Robotシリーズの全容を紹介/サービス内容から料金まで

EcWork編集部

EC向け一元管理システム、Robotシリーズの全容を紹介/サービス内容から料金まで

EcWork編集部

EC向けの一元管理システムとして業界でも高い知名度をほこるのが、Robotシリーズです。

在庫管理(zaiko Robot)、商品管理(item Robot)、受注・顧客管理(Robot-in)の業務にあわせて個別のサービスを提供しており、一括利用はもちろん独立での導入も可能。ECサイトのデータ管理の効率化を強力に後押しします。

今回は、Robotシリーズの全容を把握すべく、各サービスの特徴や利用料金まで詳しくご紹介します。

Robotシリーズとは?

Robot シリーズ

Robot(ロボット)シリーズとは、Hunglead(ハングリード)株式会社が運営する、EC向けの一元管理システムです。

Robotシリーズ 特徴

2008年に在庫管理システム「zaiko Robot(ザイコロボ)」をリリースすると、2010年には商品管理向けの「item Robot(アイテムロボ)」、2012年に受注・顧客管理向けの「Robot-in(ロボットイン)」を立て続けにリリース。この3つのサービスをRobotシリーズと名付け、ECサイトに関連するデータ管理業務を一元的に管理できるサービス体制を整えました。

また、2015年には楽天グループに加わることで、経営体制を強化。Robotシリーズを利用する際は、楽天市場のRMS Service Squareを経由して利用することで、初期費用が無料になるといった特典が用意されています。

Robotシリーズの公式サイトはこちら

導入実績は22,000アカウントを突破!独立して導入できる手軽さも魅力

これまでRobotシリーズのサービスを導入した企業の数は、22,000アカウント以上。大規模ECはもちろん、中小規模ECの導入実績も多く、サービス運営に関する豊富なノウハウが蓄積されています。

また、Robotシリーズの特徴として、個別のサービスを独立して導入できる点も魅力の1つ。例えば、既存のシステムを継続して利用するために、zaiko Robotだけを導入するといった利用も可能。サービス利用時はzaiko Robotで在庫管理だけを導入し、順次item RobotやRobot-inを導入するといった方法も選べるなど、事業者のニーズにあわせて柔軟な利用方法を選択できる点も、Robotシリーズの人気の秘密です。

Robotシリーズの全3サービスを詳細解説

ここからは、Robotシリーズの3つのサービス(zaiko Robot、item Robot、Robot-in)について、詳細なサービス内容を解説します。各サービスの特徴や機能、料金形態まで詳しくみていきましょう。

1.zaiko Robot(ザイコロボ)/在庫管理

zaiko Robot ザイコロボ

zaiko RobotはECサイト向けの在庫管理サービスです。在庫管理に関する業務を自動化・効率化することが可能。

運営する全店舗の在庫情報を、24時間365日リアルタイムで連動することで、常時全店舗の在庫状態を把握・管理することができます。これまで在庫管理に割いていた時間を減らせる点はもちろん、膨大なタスクを自動化することでヒューマンエラーによるミスを減らすことができます。

また、zaiko Robotを導入すれば、全店舗の在庫数を合算した「最大在庫数」での販売が可能に。例えば、個別の店舗で在庫を管理していると、店舗に在庫がなくなれば売り切れの状態が発生してしまいます。しかし、全店舗の在庫数を連携させておけば、A店舗は売り切れでもB店舗から商品を届けるといった対応ができるため、機会損失や売り越しのリスクを軽減できるでしょう。

【主な機能】

  • セット商品機能
  • 基幹システム・POS連携
  • 業界最速の在庫連携(プレミアムプラン)

【料金】

料金は商品点数と連動するショップ数に応じてプランが用意されています。月額料金の定額制なので、利用料金が把握しやすい仕組みになっています。また、商品点数はSKU(色やサイズ)を含まない数で計算されるので、商品のバリエーションが多い場合でも安心です。

プラン500 プラン1000 プラン2000 プラン3000プラン5000 プラン10000 プラン30000 プレミアムプラン
商品点数~500点~1,000点~2,000点~3,000点 ~5,000点~10,000点~30,000点無制限
初期費用※130,000円
×ショップ数
30,000円
×ショップ数
30,000円
×ショップ数
30,000円
×ショップ数
30,000円
×ショップ数
30,000円
×ショップ数
30,000円
×ショップ数
100,000円
月額費用
1,500円
×ショップ数

3,000円
×ショップ数

4,000円
×ショップ数

5,000円
×ショップ数

7,000円
×ショップ数

10,000円
×ショップ数

12,000円
×ショップ数
50,000円

※1 RMS Service Square からお申込みの場合、初期費用が無料

2.item Robot(アイテムロボ)/商品管理

item Robot アイテムロボ

item Robotは、ECサイトの商品登録・更新といった商品管理を一元化できるサービスです。

膨大な商品を取り扱うECサイトでは、商品情報の登録や更新作業が膨大な数となります。とくに、複数の店舗を運営している場合、1つ1つ手作業で行っているいると、業務負担も多くミスの誘因にもなりかねません。

item Robotを導入すれば、一度商品登録を行えば自動で全店舗の情報が更新可能。また、キャンペーンやセール時の情報更新も一括で管理できるなど、商品管理業務を格段に効率化することができるでしょう。

【主な機能】

  • 予約アップロード
  • Amazon新規カタログ登録
  • 画像URLの自動書き換え

【料金】

item Robotには、3つの料金プランが用意されています。プレミアムプランは、基本となるビジネスプランに比べ登録できる商品数や商品画像の容量が大幅にアップ。大規模のショップを運営を目指す方向けのプランです。

また、RMS Service Square向けの限定プランは初期費用・月額料金が無料。楽天以外の店舗で利用する場合は、多店舗展開サポートとして3,000円が発生しますが、お得な料金設定となっています。

RMS Service Square
限定プラン※1
ビジネスプランプレミアムプラン
初期費用無料無料無料
月額料金0円10,000円50,000円
多店舗展開サポート 3,000円0円0円

※1 別途楽天市場の「商品一括登録サービス」(10,000円/月)への申込が必要

3.Robot-in(ロボットイン)/発注・顧客管理

Robot-in ロボットイン

Robot-inはECサイトの発注・顧客管理を利用できるサービスです。

画面1つで、全店舗の受注対応を実行することが可能。メールの一括送信や自動送信、送り状ソフトの連携など受注業務を自動で実行することが可能です。また、複数の店舗をまたいで顧客リストを作成することができ、顧客管理やマーケティング施策の改善や追加にも活用することができます。

ECサイトでの受注業務は、商品の注文を受けてから発送が完了するまで。この間、さまざまなタスクが発生するため、業務の複雑化やミスの発生が多くなります。Robot-inはこうしたミスを減らし、業務の効率化を図るにはうってつけで、事業者にとってニーズの高いサービスと呼べるでしょう。

【主な機能】

  • 送り状ソフト連携
  • メールの一括送信・自動送信
  • 顧客管理リストを生成
  • 備考あり注文を自動判定
  • オリジナルの受注ステータス作成

【料金】

Robot-inの料金は、スタンダードプランとRMS Service Square限定プランの2種類が用意されています。

スタンダードプランは初期費用30,000円。月額料金として基本費用 5,000円に、受注件数に応じて従量課金分が加算されます。

スタンダードプラン
初期費用30,000円
月額費用 基本費用5,000円

月額従量課金 15円×受注件数
(上限 50,000円)

RMS Service Square限定プランは、初期費用が無料。月額料金は受注件数により細かく設定されており、コスト面での無駄が発生しない料金形態となっています。詳細は下記の表でご確認ください。

受注件数月額費用
0~200件3,000円
201~300件6,000円
301~400件 9,000円
401~500件12,000円
501件~15,000円(上限)

まとめ

今回は、ECサイト向けの一元管理サービス「Robotシリーズ」のサービスについてご紹介しました。

Robotシリーズは、在庫管理(Zaiko Robot)、商品管理(item Robot)、受注・顧客管理(Robot-in)の各業務を自動化・効率化するための3つのサービスが用意されています。一括での利用はもちろん、個別のサービスを導入することも可能。事業者のニーズに柔軟に対応できる他、コストや導入の手間を軽減できる点もメリットです。

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