NaviPlus(ナビプラス)サーチの実力は?大手ECが導入するサイト内検索ツールを紹介

EcWork編集部

NaviPlus(ナビプラス)サーチの実力は?大手ECが導入するサイト内検索ツールを紹介

EcWork編集部

ECサイト内での検索機能向上に貢献してくれるサイト内検索ツール。

中でも高精度の検索エンジンを搭載したサービスとして人気なのがNaviPlus(ナビプラス)サーチです。今回は、NaviPlusサーチの概要やサービスの特徴、料金プランについて詳しく解説します。

サイト内検索とは?

サイト内検索とは、ECサイトを訪れたユーザーが商品を探すために利用する検索エンジンツールのことを言います。

キーワードやカテゴリワードなどから目当ての商品を自由に検索することはもちろん、ユーザーが探している商品と関連性の高いものを予測して表示することで、ストレスのない購入体験を提供します。

ユーザビリティを高める点もサイト内検索ツールの特徴で、より使いやすく高精度な検索エンジンの有無は、サイトの評価を大きく左右するという言えるでしょう。

なぜサイト内検索ツールが重要なのか?

では、なぜサイト内検索ツールがこれほど重要視されているのでしょうか。

1つは、よりスピーディーでストレスのない購入体験が求められているということ。

年々ECサイトの機能は高精度化し、多様な機能を備えるようになりました。とくに大手のモール型ECなどでは優れた検索機能を用意することで、ユーザーにストレスを与えずスピーディーな購入体験を提供できるよう進化しています。こうした状況の中で、検索機能に劣るサイトは「使いにくい」と判断され、結果として集客や売上の減少に繋がってしまいます。

大手や競合他社に対抗するためにも、優れたサイト内検索ツールが必要という訳です。

2つ目は、スマホユーザーが増加したということ。

スマホを使ってECサイトを利用する場合、どうしても画面サイズの制約が出てしまいます。そのため、PCなら数多くの商品やバナーを設置できるのに対して、スマホではスクロールする手間を省くために、最初から検索エンジンを利用する傾向が強いとされています。

かつてはPCが主戦場だったECサイトですが、いまやスマホでの購入がメインになりつつあり、こうしたニーズを満たす意味でもサイト内検索ツールを導入が欠かせないでしょう。

NaviPlus(ナビプラス)サーチとは?

サイト内検索ツールの中でも、人気サービスの1つに数えられるのがNaviPlusサーチです。

NaviPlusサーチは、ナビプラス株式会社が提供するサイト内検索ツールで、同社が提供するWebマーケティング支援ツール「NaviPlusシリーズ」の1種類に含まれます。

サービスは2006年からリリースされており、これまで200サイト以上の導入実績をほこるなど、高精度かつ使いやすいツールとしてEC業界から人気を集めています。導入した企業には大手化粧品ECのDHCやオルビス、国産PCを扱うマウスコンピューター、人気の百貨店ECの三越伊勢丹など有名企業が名を連ねています。

では、NaviPlusサーチの特徴を4つのポイントから見ていきましょう。

1.高精度の検索エンジン

1つ目の特徴は、高精度の検索エンジンを採用しているということ。

naviplus search system

NaviPlusサーチではサイト内検索の精度を高めるために、「検索精度」・「検索ユーザビリティ」・「システムパフォーマンス」のそれぞれの領域に多彩な機能を用意しています。

検索精度の分野では入力キーワードの表記のゆれに対応する「表記ゆれ対応」や訪問者の属性や行動履歴から最適化された検索結果を表示する「パーソナライズド検索」などの各種機能を搭載。いずれもユーザーが求めている検索情報を素早く汲み取り、最適な検索結果を提供するための仕組みが用意されています。

また、検索ユーザビリティの分野では、より使いやすいサイト内検索ツールを提供するための機能が揃っており、ユーザーの入力したキーワードから候補を表示する「スマートサジェスト」。関連したキーワードやトレンドのキーワードを自動表示してくれる「関連キーワド」・「注目キーワード」といった機能があります。

システムパフォーマンスでは、「検索レスポンススピード」や「アイテムデータ更新頻度」といった機能で、システムが最大限のパフォーマンスを発揮する体制をサポートしてくれます。

2.導入から売上アップまでをカバーするサポート体制

2つ目は、ツールの導入から売上アップまでをカバーしてくれるサポート体制です。

NaviPlusサーチでは、要件定義や導入といったリリース前のサポートはもちろん、導入後のカスタマーサポートや改善・活用提案なども行ってくれます。

サイト検索内ツールをただ導入するだけで終わりではなく、そこからサイトの売上を高めるためのサポート体制が整っているという訳です。これは事業者からすればとても心強く、サービス選びのポイントの1つに挙げられるでしょう。

3.豊富な導入ノウハウ

3つ目は、豊富な導入ノウハウを持っているということ。

naviplus search shoplist

すでにご紹介したように、NaviPlusサーチでは200サイトを超える導入実績をほこっています。これはサイト内検索ツールの導入ノウハウが豊富に蓄積されているということ。

ECサイトと言っても、商材や業種によってその特色はさまざまです。自社にとってもっともベストな選択はどれなのか、NaviPlusサーチなら的確に判断することができるでしょう。

4.NaviPlusシリーズや外部サービスとの連携

4つ目は、NaviPlusシリーズや外部サービスとの連携に優れているということ。

naviplus series

NaviPlusシリーズには、サイト内検索を行うNaviPlusサーチ以外に、レコメンドエンジンを提供する「NaviPlusレコメンド」。メールマーケティングをサポートする「NaviPlusリタゲメール」、レビュー管理機能を搭載した「NaviPlusレビュー」の各種サービスが用意されています。

NaviPlusサーチを利用していれば、他のNaviPlusシリーズとのシステム連携がスムーズに行うことができ、より多角的なマーケティング戦略を実行できます。

また、NaviPlusでは各種ECシステムとの連携に優れているというメリットもあります。

naviplus search shop list

上記はNaviPlusが連携しているECシステムですが、大手サービスを幅広く網羅しており、事業者にとっては利便性が高い環境が整っていると言えるでしょう。

NaviPlusサーチの料金プランは?

さて、NaviPlusサーチの導入を検討する際に気になるのが、料金プランではないでしょうか。

ここではNaviPlusサーチの料金プランについて見ていきましょう。

料金プランは初期費用と月次費用の2種類

NaviPlusサーチの料金プランは、大きく2種類の分かれています。

naviplus search price
  • 初期費用:300,000円
  • 月次費用:100,000円~

まず、ツールを導入する際に発生する初期費用は300,000円に設定されています。自社オリジナルのカスタマイズを希望する場合は、別途見積もりを作成してもらうこのも可能です。

また、月額で発生する月次費用は、100,000円~の設定されています。こちらは従量課金制を採用しており、サーバーへの「月間リクエスト数」「秒間リクエスト数」「登録アイテム数」に応じて料金が変動します。

従量課金を採用していることから、費用対効果の高いサービス利用が可能となっています。

NaviPlusサーチの導入事例をご紹介

では、実際にNaviPlusサーチを導入している企業の、導入事例を見ていきましょう。

ファンケル

FANCL ec

化粧品ECを手掛けるファンケルでは、検索精度向上を目的にNaviPlusサーチを導入しています。

ファンケルではユーザーの検索ツールがスマホへシフトするのに合わせて、より高精度でパーソナライズ化された検索ツールの存在が不可欠と考え、NaviPlusサーチを採用。

これまで「欲しい商品情報と違う」といったミスマッチが多かったものの、同サービスの導入後はサイト内検索の精度が格段に向上し、ユーザーからの評価が高まりました。

富士フイルム ヘルスケア

FUJIFILM ec

近年はヘルスケアやビューティー関連の商品開発で存在感を増している富士フイルムも、NaviPlusサーチを導入している企業の1つです。

それまで富士フイルム ヘルスケアのECサイトでは、サイト内検索を行うと商品情報だけでなく、よくある質問や関連記事など、入力したキーワードに関わる情報を拾ってしまう状態でした。

NaviPlusサーチの導入以降は、こうした状況が改善され、ユーザーが欲しい情報がダイレクトに表示される体制が整い、ユーザービリティの向上を実現しました。

まとめ

今回は、人気のサイト内検索ツール「NaviPlusサーチ」についてご紹介しました。

NaviPlusサーチは高精度の検索エンジンを用いて検索機能を格段に向上させるでけでなく、導入から売上向上に至るまでのサポート機能も充実しています。

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