Threads(スレッズ)のアカウントを活用しているEC企業事例

EcWork編集部

Threads(スレッズ)のアカウントを活用しているEC企業事例

EcWork編集部

サービス公開からわずか1週間で登録者が1億ユーザーを突破したThreads(スレッズ)。前回の記事では、なぜThreadsが爆発的に注目を集めているのかについて解説しました。

今回はそこから一歩進み、すでにThreadsのアカウントを運営している企業の事例をご紹介します。サービスリリースから間もないとあって、企業ではどのようにThreadsを活用するか迷っている姿も見受けられます。

本記事では他社がどんな運用方法を採用しているのか解説していますので、企業のマーケターの方は自社での活用を探るヒントとしてお役立てください。

Threads(スレッズ)を活用しているEC事業アカウント3選

Threadsとは

InstagramやFacebookなどを運営する、Meta社が開発したテキスト共有アプリ『Thereads(スレッズ)』

ローンチから24時間経たず3,000万ユーザーが登録したとして話題となりましたが、その後1週間を待たずに登録者数は1億ユーザーを突破しました。反響の大きさはECマーケターのあいだでも話題となり、企業でも続々と公式アカウントを開設する動きが増えています。

そこで今回はThreads(スレッズ)を活用しているEC事業アカウントの中から、3つをピックアップしてご紹介します。また各企業がどのようにアカウントを利用しているのかについても解説していきます。

事例1.北欧、暮らしの道具店

出典:北欧、暮らしの道具店』公式アカウントより

北欧テイストの雑貨や家具を販売する人気ECショップ『北欧、暮らしの道具店』。同社はコンテンツマーケティングの分野ではお手本としてしばしば取り上げられますが、Threadsもリリースされてからすぐに運用を開始しています。

投稿では自社で制作した膨大なコンテンツから、季節に合わせた商品や情報をピックアップして紹介。URLで自社コンテンツへの導線を用意し、サイトへの流入に繋げています。

また、投稿はThreadsオリジナルだけでなくInstagramに発信したものを転用している場合もありますが、その際はテキストやアイキャッチを変更しユーザーを飽きさせないように工夫。Instagramではツールの仕様でURLを投稿に貼り付けられないためテキスト量を多くしていますが、Threadsは直接URLを添付してコンテンツに誘導できるためテキストを量を抑え、両者の特徴を上手く使い分けています。

【ECWorkの読み】

複数のSNSアカウントを運用する事業者は毎日の投稿内容に頭を悩ませがち。Threadsは新サービスとあって各社手探りの状況のため、まずは既存の自社コンテンツを転用する方法もあり。ThreadsではURLを貼り付けてリンクに直接飛ばせるため、うまく既存のコンテンツを活用したい。

事例2.山崎実業

出典:『山崎実業』公式アカウントより

主婦を中心に丁寧な暮らしを目指すユーザーから高い支持を集めるインテリア雑貨メーカー『山崎実業』。同社でもThreads公開直後からアカウントを運営し、多くのユーザーがフォローしています。

山崎実業はすでにInstagramでは119万ユーザーとコアなフォロワーを獲得しています。Instagramのアカウントから数タップで簡単に開設できるThreadsは、同社を支持するユーザー層が登録しやすいサービスで、公式アカウントを立ち上げたのも自然な流れといえます。

また山崎実業のThreadsでは、一般のユーザーから返信(コメント機能)がすぐに付いているのが特徴です。これはファン化した自社のユーザーがそのままThreadsに流入し投稿を閲覧している証といえます。ユーザーは再投稿(Twitterのリツイート機能)を使って投稿を拡散するため、潜在顧客へと投稿が拡散しやすいといえます。

【EC Workの読み】

Meta社のInstagramチームが開発したとあって、Threadsとインスタは親和性が高いサービス。すでにインスタで多くのフォロワーを獲得している企業はアカウントを開設しない手はない。同時に、山崎実業の事例でも分かるようにこれまで積み上げてきたファンベースのスタンスはThreadsでも通用する。テキスト文化はユーザーとのコミュニケーションを生み出しやすく、活用のヒントになり得る。

事例3.ユニクロ

出典:『ユニクロ』公式アカウントより

アパレル大手のユニクロでも早くからThreadsのアカウントを運用しています。

世界展開する企業とあってThreadsの運用にも何かしらの戦略が隠されているのでは想像しますが、その期待を“良い意味”で裏切ったのが「Threadsではどんなコンテンツが見たいですか?」という投稿です。

出典:『ユニクロ』公式アカウントより

ユニクロであっても新サービスに対しては仮説を立てつつ、トライ&エラーで最適解を探っていくしかありません。この投稿にはユーザーからさまざまなアイデアがコメントされ、ユーザーニーズを把握するのに役立っています。

【EC Workの読み】

あのユニクロでも手探りで運用しているのは、小規模事業者にとっても朗報と言える。登録後の運用に悩み「未投稿」のアカウントも少なくないが、手探りでもアクションを起こしてみるのは課題解決への一歩になる。とくに小規模事業者であればブランドイメージが凝り固まっておらず、実験をする余白が多く残されている。これは大企業にはないメリット。

まとめ

今回はThreads(スレッズ)のアカウントを活用しているEC企業事例を3つご紹介しました。

各事例では「EC Workの読み」としてアカウント活用のヒントを解説しています。まだ公開から間もないThreadsの活用法は各社とも手探りとはいえ、事例からは

  • 自社コンテンツを編集して投稿の反応を探る
  • 既存のコンテンツやECへの導線を設置する
  • 既存のSNSユーザーをThreadsに引き込む
  • 実験的な運用を試しながら最適解を探す

といったヒントが見て取れました。とくに実験的な運用はブランドイメージが凝り固まっていない小中規模の事業者の強みといえます。何かしらの仮説を立てて投稿をしながら、Threadsユーザーの傾向や自社の投稿スタイルを探っていきましょう。